売れてない芸人のちょっとした物語

売れてない芸人の人生についてちょっとしたお話

境界線

27歳芸人です。

全くもって売れてません。

久しぶりにばかうけを食べると美味しいですね


マックシェイクってストローの太さが女性の乳首に合わせて作られてて、人間が潜在的に飲みたくなるようになってるっていう秘密って知ってますか?

とても工夫されててすごいことだと言われてるんですけど、これほんとにすごいのは、開発会議とかで「女性の乳首の太さに合わせて作りませんか?」って勇気ある発言をした人ですよね。

とんでもない勇気だと思います。


さて僕はというと、いじられキャラになっていった中で、女の子から先生にいじめられているという報告をされます。

現に、いじられ方もエスカレートしていって、いじめに近いものもあったのかもしれません。


いじめといじりってほんとに境界線が難しいですよね。

お笑い番組とかのいじりもいじめを助長してるんじゃないかと問題にされることもありますね。

僕は、本人が嫌がってるかどうかで境界線が決まるんじゃないかとずっと思っていたんですけど、今、考えてて、周りが見ていてどう思うかとかもとても大事なことなのかもって思いました。


ただ、僕はわりといじめてた側とされた人たちとも仲良くしてるつもりでいました。

いじられて面白いことをしているとも。


しかし、女の子たちが先生に報告をして何日かしたあと、両親からそのようなこと(いじめに近いこと)が本当に学校であったのか、僕に聞いてきました。

なぜかあのとき、僕はいじめられているつもりはなかったのに、いじめられているように親に伝えてしまいました。

変な空気の読み方をしてしまったような、、、そんなことされてないって言いづらかったんですよね、、、

いや、もしかしたら、本当はそのときのいじられ方が嫌だったのかも。


それをうけ、報告を受けた先生たちがいじめてた側とされた人たちを職員室に呼び出して、僕の家に謝らせに行きました。

その日は実は、その人たちと遊ぶ約束をしていて、僕の家にゲームをしに来るはずだったのですが、全く違う理由で家に来ました。

あのときのみんなの顔は忘れられないなぁ。


面白いことをするって難しいって考えさせられる僕のなかでの事件でした。


そのあとも別に仲が悪くなることなくその人たちともある程度仲良く中学校生活を過ごし、学業優秀だった僕は、高校受験をなんと全勝し(5校受けて5校受かった。俺すごいやん。)、偏差値70越えの高校に進学します。


さぁ、芸人を目指すきっかけとなる高校時代編が始まります。