売れてない芸人のちょっとした物語

売れてない芸人の人生についてちょっとしたお話

駐車場の神様爆誕。

27歳芸人です。

全くもって売れてません。。。

日本沈没が面白いですね。


男女の友情って難しいと僕は思うんです。

でも、全然成り立つって言う人もいますよね。

男の子からしたら最初はそのつもりなくても、好きになっちゃうことってあるんですよね。僕は女友達いないからその気持ちもわからないんですけど。

だから、いつものように男女の友情って成り立つって言ってきた女の子に、「両方ブスで恋心なんて全く芽生えないような状態なら成り立つかもな」って言ってやったんですよ。

いや、とんでもない空気になりまして、、、

どうも僕の男女の友情が成り立たない理由は別にあったみたいですね。


そんなことはさておき、僕は高校生になりました。

中学生で転落し始めた僕。

高校デビューこそ!と思ってした自己紹介がボケてるでもなく、普通でもない絶妙な気持ち悪さを発揮して、またしても大失敗。

入学して二ヶ月間の家での口癖が、「友達ができない」になってしまいました。

転校生フィルター無しの僕のなんと魅力のないことか。。。


そんな中、またしても悲しい事件が、、、

ある日昼休みにトイレに行って、自分の席に戻ってきたら、自分の席に話したことのないクラスメイトが座っていたのです。(ほぼ誰も話したことなんてなかったのですが、、、)

ごめんと一言言って席を返してもらえば良かったのですが、そんなことも言えない小心者の僕は、お弁当をもって教室を出ます。

そのまま何を思ったのか、学校も出ます。


お弁当片手に外に出た僕。

よくわからないまま、知らない駐車場にたどり着きそこでご飯を食べ始めたのです。

あの日ほど味のしない卵焼きはありませんでした。


その次の日からも、俺は他のクラスの友達とご飯を食べてるからというフリをするために、毎日駐車場でご飯を食べるようになります。


僕の思っていた高校デビューとは違う。

まさかの駐車場飯デビュー。

なにこれ?

誰も僕のことなんて気にしてないって分かってても、何となく他の人に見られてる気がして、元のように自分の席でご飯すら食べられない。自分の席で昼ごはんを食べるのって当然じゃないんですよ、みなさん。


駐車場の神様になってしまった僕がここから奇跡の巻き返しをかけるのですが、その話はまた今度。